いちのやでは端渓硯の買取をしております。
中国では文人の趣味のひとつに文房四宝というものがあり、これは紙・筆・墨・硯の4つの文房具を指す言葉で、これらは書画において欠かすことのできない道具であり、見た目にも美しいものが作られ、珍重されてきました。その中で一目置かれているのが硯です。硯は使っても消耗することがないため、古い物も多く残っており、骨董品としての価値も持ち合わせていることから、コレクターも多い。中でも名硯と言われているのが端渓硯です。
端渓硯は採掘した箇所(坑)によって様々な風合いを持っており、同じ端渓硯でも査定時の評価が変わります。
いちのやでは端渓硯の買取を強化しており、高く評価いたします。お手元の端渓硯の売却を検討されていましたら、ぜひ一度「いちのや」へご相談ください。
端渓硯(たんけいけん)は、唐硯を代表する名硯です。
そもそも硯は、中国製の唐硯と日本製の和硯に大別され、さらに産地や石の採掘場によって多くの種類に分けられます。端渓硯は唐硯のひとつであり、硯の最高峰と言われています。
中国広東省肇慶(ちょうけい)市の南東で採掘される硯石で作られ、石眼と呼ばれる石紋が多くみられるのが特徴のひとつです。採掘地付近に流れる西江を端渓と呼ぶことからこの名が付けられました。
● 石品(石紋/斑紋)
中国の硯石で紋様がみられるのは、端渓硯と歙州(きゅうじゅう)硯で、端渓硯では20種類ほどの石紋がみられます。
魚脳凍(ぎょのうとう)/魚脳砕凍(ぎょのうすいとう)/蕉葉白(しょうようはく)/青花(せいか)/火捺(かなつ)/えん脂暈/天青(てんせい)/翡翠紋(ひすいもん)/金線、銀線、鉄線、水線/氷紋(ひょうもん)/氷紋凍(ひょうもんとう)/氷裂紋(ひょうれつもん)/二層氷紋/石眼(せきがん)/黄龍紋(おうりゅうもん)など。
● 色の違い
多くは紫がかった色をしており、他にも青、黒(黒端渓)、緑(緑端渓)、深紫(猪肝色)、赤紫(馬肝色)、青みがかった浅紫(天青色)、灰色(灰蒼色)、黄色を帯びた色、白(白端渓)など、全部で十数種類あります。
端渓硯は採掘された硯抗によって石質が違い、価値にも差が出ます。
買取の際、お手元の端渓硯がどこで採掘された石か分からなくても構いません。お気軽にご相談ください。
老坑(ろうこう):最高級の硯材が採れる硯坑。淡い紫色の石が多く、ここの一定の範囲から産出する硯材を「水巌、老坑水巌」と呼びます。
他にも、坑仔巌(こうしげん)、麻仔坑(ましこう)、宋坑(そうこう)、梅花坑(ばいかこう)、緑端坑(りょくたんこう)などの硯坑があります。
いちのやでは、端渓硯だけでなく、歙州硯、洮河緑石硯、澄泥硯、松花江緑石硯、紅糸石硯や、陶磁器で出来た陶硯など、様々な硯の買取をしております。
また、豊富な経験を活かし、硯以外の筆・墨・画仙紙・印材・印泥などの書道具や骨董品・中国美術品なども買取しておりますので、他にも売りたいお品物がございましたら、ぜひ併せてご利用ください。
ご不明な点や質問などございましたら、お気軽に「いちのや」までお問い合わせください。
いちのやは、出張費・査定費などの手数料をすべて無料で承っております。
宅配買取は全国どこからでも送料無料で利用できます。
経験豊富な査定士による確かな鑑定力と、お品物に合わせた独自の販売ルートを豊富に持っているため、どこよりも高く買い取る自信があります。
いちのやは、買取品目がどこよりも豊富です。様々なお品物を見てきた目利きだからこそ、他店では取扱いできないお品物も買取可能です。
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