いちのやでは、木版画作品の買取をしております。
浮世絵を代表する菱川師宣や葛飾北斎を筆頭に、多くの有名作家・絵師がいる木版画ですが、その人気は今も高く、特に浮世絵は海外コレクターからも注目され、頻繁に取引されているお品物です。
いちのやでは、木版画の買取経験が豊富な査定士が、お品物を丁寧にお調べし査定いたします。
飾っていない木版画や浮世絵がございましたら一度、売却を検討してみてはいかがでしょうか?
お手元の木版画を手放すお考えがございましたら、ぜひ一度「いちのや」へご相談ください。
木版画は、もともと「木版印刷」という形で、文字を刷る為に中国で発明された世界初の印刷技術と言われています。
木版印刷が日本に伝来したのは飛鳥時代のことでした。
当時は墨で刷られたいわゆる一色刷りの文字木版でしたが、平安時代後期になると、仏教の広がりと共に経典だけでなく仏の姿を写した印仏や摺仏が登場していますが、木版画が誕生したのは江戸時代とされているようです。
江戸時代初期に京都で出版された嵯峨本に、木版による挿絵が「伊勢物語」などに初めて挿絵として入れられました。これがきっかけとなり、少しづつ挿絵に木版画が使われるようになると京都から江戸へ広がりをみせ、江戸時代の延宝期(1673-1681)に初めて菱川師宣の名前が挿絵と共に記された墨摺絵による冊子が登場します。これまでは絵師の名前が記されることはありませんでしたが、すでに人気の絵師となっていた菱川師宣の木版画をはじめ、ここから観賞用の一枚絵としての木版画が版行されるようになりました。
当時はまだ墨一色刷りのままですが、刷った作品に後から色を付けたり、後には多色刷りの技法も生み出され、浮世絵は日本を代表し、世界に通用する芸術作品として昇華していくのです。
時代と共に浮世絵・浮世絵師たちは次第に下火になっていきますが、明治40年頃から浮世絵の多色刷りの技法を活かした「新版画」を川瀬巴水や伊東深水らが制作することにより、再び脚光を浴びることになります。
その後はこれまでの分業制から、一人の作家によって絵を描くところから彫り・刷りまでを行う創作版画も作り出されました。近代では、後継者問題から分業制は厳しい状況が続いている現状です。
木版画は一般的に、「絵師」「彫師」「摺り師」それぞれの職人による分業制で行われており、それぞれの技術が合わさって1つの作品が生み出されます。浮世絵も同じように分業制で作られていました。
この伝統的な木版画制作技術は、国の保護指定を受けるほど重要なものとされています。
木版画から派生し、現在に至るまで様々な版画製法が生み出されていきました。
石版画、シルクスクリーン、リトグラフ、銅版画、鉛版画など多様な素材を使って新たな表現方法を模索し、作品が作られていきました。
いちのやではこのような版画作品の買取も行っておりますので、是非併せてご利用ください。
● 浮世絵師
歌川広重/二代目歌川広重(歌川重宣)/歌川国芳/歌川豊国/歌川国貞/月岡芳年/葛飾北斎/葛飾応為/東洲斎写楽/川瀬巴水/吉田博/土屋光逸/歌川広景/歌川国安/歌川国虎/歌川国高/歌川国政/歌川貞秀/歌川芳員/歌川芳艶/歌川芳虎/歌川豊広/歌川豊春/岩佐又兵衛/懐月堂安度/井上安治/磯田湖龍斎/栄松斎長喜/奥村政信/横山華山/恩地孝四郎/喜多川歌麿/祇園井特/菊川英山/宮川長春/橋口五葉/窪俊満/鍬形蕙斎/渓斎英泉/山本鼎/狩野章信/勝川春英/勝川春暁/勝川春湖/勝川春好/勝川春章/勝川春亭/小林清親/昇亭北寿/織田一磨/水野年方/西川祐信/石川豊信/川上澄生/前川千帆/中川木鈴/長谷川貞信/鳥居清信/鳥居清長/鳥橋斎栄里/鳥山石燕/鳥文斎栄之/鏑木清方/菱川師宣/平塚運一/豊原国周/北尾重政/北尾政演/楊洲周延/落合芳幾/鈴木春信など
● 木版画作品のある有名作家
畦地梅太郎/伊東深水/永瀬義郎/瑛九/恩地孝四郎/加山又造/河内成幸/河鍋暁斎/河野通勢/海野光弘/角間貴生/駒井哲郎/香月泰男/黒崎彰/佐竹清/佐藤由美子/斎藤清/笹倉鉄平/笹島喜平/山口源/山本鼎/市原有徳/秋山巌/勝山正則/小野竹喬/小野忠重/織田一磨/星襄一/清宮質文/石井鶴三/石井柏亭/川上澄生/川西英/竹久夢二/竹中健司/中島千波/長谷川富三郎/辻志郎/天野喜孝/東一雄/東山魁夷/棟方志功/藤田嗣治(レオナール・フジタ)/藤牧義夫/萩原英雄/平山郁夫/平塚運一/片岡球子/牧野宗則/木村義治/木村光佑/野田哲也/鈴木英人など
● 版元
土井版画店、渡辺版画店、アダチ版画研究所、大江戸木版社、高見澤木版社、日本版画研究所、馬場静山堂、芸艸堂、京都版画院、まつ九、西宮書院、悠々洞出版など
いちのやでは上記の作家のほか、記載の無い作家・絵師による作品も買取出来ますので、お気軽にご相談ください。
せっかく売却するのだから、少しでも高く売りたいと思うのは当然のことです。ちょっとしたポイントを抑えておくだけで、査定額に違いが生まれることもありますので、ぜひ参考になさってください。
木版画を売る際のポイントとしては、「作家」「作品の種類」「状態」などが挙げられます。
● 作家
木版画だけでなく、絵画作品などは「誰が作った作品なのか」、という事が非常に重要です。
有名作家の作品や、希少なお品物は買取市場でも需要が高く、高額での買取が見込まれます。
● 作品の種類
同じ作家の作品であっても一色刷りや多色刷りの違いや、版数(摺られた数)などによって査定の評価が変わってきます。版数が少ないものなどは希少価値が上がっている場合もあり、きちんと判断できる専門業者に見てもらうことをお勧めいたします。
● 状態
木版画や浮世絵は紙に印刷されていますので、当然時の流れと共に劣化してしまいます。
保管状態が良いものであれば、その点もきちんと評価して査定額を決定します。古い時代の浮世絵や版画は、多少傷んでいても作品自体の意匠が良ければ思わぬ評価が付けられることもございます。
以上の点を踏まえ、大切なお品物を売却する際に損をしないためにも価値をきちんと判断できる業者にお任せください。
実家の片付けをしていたら蔵から大量の浮世絵が出てきて困っているという方や、ご自身のコレクションを整理した際に売却を検討されている木版画がございましたら、ぜひ一度「いちのや」へご相談ください。
いちのやは、出張費・査定費などの手数料をすべて無料で承っております。
宅配買取は全国どこからでも送料無料で利用できます。
経験豊富な査定士による確かな鑑定力と、お品物に合わせた独自の販売ルートを豊富に持っているため、どこよりも高く買い取る自信があります。
いちのやは、買取品目がどこよりも豊富です。様々なお品物を見てきた目利きだからこそ、他店では取扱いできないお品物も買取可能です。
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