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ポングラッツ人形を売るなら
高価買取の「いちのや」へ

いちのやではポングラッツ人形の買取を行っております。
ポングラッツ人形は、エリザベス・ポングラッツが作る穏やかな表情をした木製の人形です。誕生したドイツのみならず、世界中で愛され、親から子へ受け継がれる大切な人形として存在しています。
家族経営で作られるポングラッツ人形は分業体制ですが、最後の仕上げである目を描き入れるのは、人形たちの生みの親であるエリザベス・ポングラッツ本人で、その丁寧な手作業によって人形に命が吹き込まれます。
大切に作られる人形は大量生産出来ないため数に限りがあり、コレクターやファンの間では高額で取引されています。ご家族が持っていた人形や、ご自身のコレクションの整理など、ポングラッツ人形を手放す際には、ぜひ一度「いちのや」にご相談ください。

ポングラッツ人形について
ポングラッツ夫人のこだわり
人形の種類
人形の買取はいちのやへ

ポングラッツ人形について

ポングラッツ人形は、ドイツ在住のエリザベス・ポングラッツ(Elisabeth Pongratz、ポングラッツ夫人)の手によって制作された木製人形。

幼少の頃から人形が好きだったポングラッツ夫人は、ミュンヘンにある国立美術大学の教育科で木彫りを学ぶ。
その後、麻酔科の医師であるヴォルフ・ポングラッツ(Wolf Pongratz)と結婚。
1979年、「人にやさしさを与える人形、子供に愛される人形を作りたい」という想いで人形制作を開始。当時ヨーロッパでは「ショーケース人形」と呼ばれるコレクター向けの人形が流行していましたが、これらの人形とは違った独自の人形作りを目指します。
1982年、知人の勧めもありフランクフルトの見本市に出品すると、好評を博し、ポングラッツ人形は一躍有名になりました。ポングラッツ夫人は「コレクターの手に渡るだけでなく、できれば子どもに手渡し一緒に遊んでもらいたい」と願っていますが、ひとつづつ全てが手作りであるポングラッツ人形は、手が掛かり過ぎて子供に気軽に買い与えることの出来ない値段になってしまいました。しかし、彼女の人形への熱い想いは止まることがありませんでした。

ポングラッツ夫人のこだわり

ポングラッツ夫人のこだわりのひとつに、子供が安心して遊べる素材を使うことが挙げられます。
人形の頭には菩提樹や楓などの柔らかい木材を使用し、人形に着させる洋服や下着、靴など細かいパーツに至るまでポングラッツ夫人のこだわりが散りばめられており、中でもベビーは”今世紀の人形の代表作”と言われ、世界中で愛されています。このベビーは、ポングラッツ夫人が納得いくまで思案し工夫を重ねた作品で、身体には木綿布の中に砕いた小石を入れてリアルな赤ちゃんの重みと身体の柔らかさを再現しています。

ポングラッツ人形は、家族みんなで作っているという点も魅力のひとつです。
ポングラッツ夫人は勿論、夫人の母親は柔らかい毛糸で手編みの洋服を作っていましたし、ポングラッツ人形の手足を自由に動かせるのは医師であり夫であるヴォルフ・ポングラッツの技術の賜物と言えます。
ヴォルフ・ポングラッツは他にも経営に関してもサポートし、娘たちや義父までもが協力しあってポングラッツ人形制作を支えています。

人形の種類

基本的には、ベビー、男の子、女の子の３種類の人形を作っています。

ベビーのサイズは、現在、21cm・26cm・29cmの３つがあります。
頭部は全て木製で、身体は木製タイプと布製タイプがあります。今では頭・身体共に木製で作っている男の子・女の子の人形も、初期には布製の身体で作られたものもあります。人形の髪の毛は水牛や山羊の毛を使用し、塗装により描かれた髪もあります。

他に珍しいものでは握り人形も作っています。
日本で言うところの「こけし」のような位置づけと思われる、ろくろ技法を使って作られた木製の小さな人形。
楓や桜などの木を使って作っているが、とても手間がかかるため現在は13.5cmと9cmの大きいサイズの握り人形(棒人形)のみ制作しているそうです。