いちのやでは中国陶磁器・書画・掛軸・絵画・書道具・青銅器・工芸品など、中国美術品・中国骨董品を幅広く買取しております。
大切なお品物を適切な価格で取引するためにも、丁寧な査定の「いちのや」にお任せ下さい。
中国の長い歴史とともに洗練され成熟していった中国美術は、日本にも多大な影響を与えました。
それゆえ中国美術は古くから日本への流通量が多く、いまでも取引の多いお品物のひとつです。
中国美術といえば水墨画や、壺・花瓶などの陶磁器、紫泥の急須や銀瓶といった茶器など様々なお品物がありますが、いちのやでは他にも仏画などの仏教美術、珊瑚・翡翠彫刻、唐木家具など幅広く取り扱いしております。
贋作も多い中国美術ではありますが、確かな目利きによる査定でお品物の真価を判断いたします。
また、豊富な販路を確保しているため、お品物をできるだけ高額で買取ることが可能です。
コレクションの整理など、中国美術品・中国骨董品を売却予定でしたら「いちのや」へご相談下さい。
上記以外にも様々なお品物が買取可能ですので、
お気軽にご相談ください。
居仁堂製の粉彩花器を買取いたしました。
「世界の陶磁器のふるさと」と称される景徳鎮で作られたこの花器には、「居仁堂製」と銘が入っています。
これは、中華民国初代大統領である袁世凱(えん せいがい)が、清時代に途絶えてしまった粉彩を景徳鎮で再現させ、自身のために作らせた作品に記した銘で、「居仁堂」とは袁世凱の屋敷の名前です。
この粉彩という技法の最大の特徴は、水溶性の絵の具と油性の絵の具の両方を用いることであり、これによって、それまで難しかったグラデーションを付けたり、色彩も豊かになり絵画的な表現が出来るようになりました。
この技法は当時、日本には伝来してこなかった技法で、主に中国と欧米で用いられています。
他にも軟彩(なんさい)、琺瑯彩(ほうろうさい)、洋彩(ようさい)、十錦手(じっきんで)などとも呼ばれています
中国美術ならではの美しい粉彩磁器をお売り頂き、ありがとうございました。
宜興市で作られた紫砂急須(茶壺ちゃこ)を買取いたしました。
紫砂茶壺は茶葉の渋みを吸収する性質を持っているため、青茶(烏龍茶など)や黒茶(プーアール茶など)を煎れるのに適していると言われています。日本茶では、ほうじ茶などがおすすめと言えます。
また、宜興製の茶壺は別名「水平壺」と呼ばれ、急須の重心が中央になるようにバランスをとられている為、水の中に入れても水平を保つことができるのです。
また、「三平の原則」というものがあり、横から急須を見た時に嘴(注ぎ口)・座(胴の頂上部)・把(取っ手の頂上)の3ヶ所が一直線に水平になっているというものです。
この急須を見てみると、確かに水平になっている事が分かります。
こちらは山水図が緻密に描かれた潜泉印泥の朱肉入れです。
潜泉印泥は中国で長い歴史を誇る印泥の老舗で、こちらの印泥には光明朱砂印泥という種類の印泥が使われています。
印泥とは、日本で言うところの朱肉で、色味は大きく3種類ありますが、こちらは日本で一般的に使われる朱肉より少し黒味がかっている朱色です。
裏には乾隆年製と記されており、清代の乾隆(けんりゅう)の時期(1736~1795年)に作られたお品物だという事がわかります。
この度は、「いちのや」にお売り頂き、ありがとうございました。
大明嘉靖年製の向付4客を買取いたしました。
こちらは明代の嘉靖(かせい)年間(1522年~1566年)に作られたもので、五彩という技法が使われています。
五彩は明末清初の時期に栄え、多くが輸出され、その中で日本の有田にも伝わり、「色絵」となりました。
中国美術で多く見られる龍の絵柄は、吉祥文様として知られていますが、龍の爪の数に違いが見られる事があります。これは、官窯で宮廷などに納めるために作られる物と、一般に使用される民窯で作られた物を区別する制約があったためで、官窯の龍の爪は5本、民窯の龍の爪は3本となります。
今回のお品物をよく見ると爪は3本なので、民窯で作られた物だという事が分かります。
こういった違いを知っていると、より骨董品が楽しくなりますね。
今回は明代のお品物をお売り頂きありがとうございました。
中国の近代画家である申石伽(シェンシジア)の山水画を買取いたしました。
中国美術において山水画はとても重要な存在で、「神仙」や山岳信仰がルーツになっていると言われています。
日本の写実的な山水画と比べてみると一目瞭然で、中国の山水画は「山」に重きを置いています。それは前述した山岳信仰の精神が中国に根付いているからで、現代の作品であってもそれは変わることはありません。
この度は、申石伽の肉筆作品をお売り頂きありがとうございました。
こちらの花入(花瓶)は、中国の龍泉窯による作品です。
宋代に栄えた窯元の一つであり、貫入がほとんど無く、澄んだ水色が見られ、海外に多くが輸出された。
日本にも多くの龍泉窯の青磁が入ってきており、千利休が所有していた青磁の名前から日本では「砧青磁」として知られており、また、茶道で使用する花生としても珍重されていたようです。
今回の作品は耳付きの青磁ですが、耳が蔦の一部となっている面白い作品です。
龍泉窯の作品を「いちのや」にご売却頂き、ありがとうございました。
いちのやは、出張費・査定費などの手数料をすべて無料で承っております。
宅配買取は全国どこからでも送料無料で利用できます。
経験豊富な査定士による確かな鑑定力と、お品物に合わせた独自の販売ルートを豊富に持っているため、どこよりも高く買い取る自信があります。
いちのやは、買取品目がどこよりも豊富です。様々なお品物を見てきた目利きだからこそ、他店では取扱いできないお品物も買取可能です。
「手間や時間をかけたくない」「品物が多い」方におすすめ。
出張費・査定費無料!自宅で待つだけ。
「日中に時間がとれない」方におすすめ。
送料無料!自宅から送って売れる。
1.お電話またはWEBからお申込みください。
2.お申込みいただいた日時にお伺いいたします。
3.査定士がお品物を丁寧に拝見し、査定いたします。
4.買取成立の場合、その場で現金にてお支払いいたします。
※離島等一部の地域からのご依頼に関してご対応できない場合がございます。
またお品物の点数等により出張での買取が難しい場合は、宅配買取をご案内する場合がございます。
1.WEBからお申込みください。買取申込書と着払い伝票をお送りいたします。
2.梱包して着払いにて送付してください。
3.査定士がお品物を丁寧に拝見し、査定いたします。
4.査定額にご納得いただければ、ご指定の口座にお振込いたします。
※離島等一部の地域からのご依頼に関してご対応できない場合がございます。
またお品物の点数等により出張での買取が難しい場合は、宅配買取をご案内する場合がございます。
上記以外にも様々なお品物が買取可能ですので、
お気軽にご相談ください。
いちのやでは、中国仏像の買取を行っております。 仏像は仏教の広がりとともに中国や日本へと伝えられてきました。仏像は仏教徒にとって礼拝の対象であり、その荘厳な美しさから美術品としての側面も持ち合わせてい…
いちのやでは中国書画の買取を行っております。 古い歴史をもつ中国の書画は独自の進化を遂げ、画(絵)と書が一体となった画賛や題画詩などがあり、日本の絵画へも影響を与えました。 中国美術は日本や中国だけで…
いちのやでは水墨画の買取を行っております。 水墨画は、墨の濃淡や筆の運びなどで多彩な表現を生み出す芸術作品です。水墨画の様式が日本へ伝来した鎌倉時代頃は禅の思想を表現したものでしたが、次第に山水画など…
中国において「美術品」といえるような物が誕生したのは新石器時代まで遡ります。
彩陶と呼ばれる彩文土器は、表面に紅・黒・白などで文様を施した物で、数千年も前から中国では高度な文化と技術があったことが分かります。
殷にはすでに青銅器が発達しており、周には制作の由来が分かるような銘文が施されるほど技術が進んでいた。シルク・ロードを通って中国に仏教が伝わったのは前漢末から後漢にかけての事で、それ以降、中国の文化を取り入れた独自の仏教美術へと変化していきます。
中国美術として有名な水墨画のひとつである山水画は、5世紀初頭に創始されたそうです。
日本の美術や文化にも多大な影響を与えた中国美術は、特に平安時代頃から「唐物」として貴族の間でもてはやされました。
茶の湯の世界においても唐物は珍重され、鎌倉時代には闘茶の景品として唐物をつぎ込んでいた記録も残っており、戦国武将・織田信長も多くの唐物茶器を蒐集していたことで知られています。
中国美術は、その先進的な技術と独特の雰囲気で古くから人気があるお品物ですが、それゆえ贋作も多く出回っているお品物でもあります。それを見極めるためには、確かな目利き力と知識が必要です。
いちのやでは、豊富な知識と確かな目利きでお品物を精査し、適切な価格で買取しております。
中国の美術品を売却するなら経験豊富な「いちのや」にお任せください。