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KPMベルリンを売るなら
高価買取の「いちのや」へ

いちのやではKPMベルリンのお品物を買取しております。
KPMベルリンの製品は、手描きの装飾絵の美しさで昔から人気を博し、日本でも人気の高い磁器メーカーです。中でも陶板はKPMベルリンを代表する製品として知られています。
ご家庭で使用していないものや、仕舞ったままのカップやプレートなど、KPMベルリン製品の売却を検討されていましたら、是非「いちのや」までご相談ください。

KPMベルリンについて
- 歴史
- 製品に付けられたマーク
代表的なKPM製品の種類

KPMベルリンについて

KPMとは「ベルリン王立磁器製陶所」の略で、Königliche Porzellan-Manufaktur Berlinと書きます。

歴史

1763年、当時ベルリンを中心としたプロイセン王国のフリードリッヒ大王により設立されました。
これ以前にも、かつて「白い金」と呼ばれていた磁器をベルリンで制作するべく、1751年から2度に渡って製陶所を設立していました。原料の無税や競争相手の排除など、大王から手厚い保証も受けていましたが、1754年に七年戦争に陥り、国家からの補助も無くなったため、製陶所は資金的にも、技術的にも困難に陥ることになる。
しかし、フリードリッヒ大王にとって製陶所は大切なもので、外交的にも重要な役割を担うものだった事もあり、大王により取得され、1763年に王立磁器製陶所ベルリンと名付けられたのです。
従業員は規則正しい労働時間で平均以上の収入と健康保険での保証を得て、業務も合理的な作業手順へと見直され、当時のベルリンで見本工場となりました。

製品に付けられたマーク

KPMマーク KPMベルリンの製品を裏返すと、いくつかマークが入っています。
そのうちの一つが”笏(しゃく)“のマークです。
これは1763年に製陶所を取得した際に王室から与えられたもので、ブランデンブルク選帝侯の紋章に描かれた王家の笏から来ている名誉あるマークです。
その横に描かれている帝国宝珠のマークは、1803年以降、絵付けの正当性を示すマークとして施すことになりました。このマークは、絵付けの種類によって様々な色が使われているのが特徴です。
そして最後に、絵付け師のサインが入ります。
KPMベルリン製品の装飾絵は、全て職人による手描きにこだわっており、その証として職人の手でサインが入れられるのです。

これら3つのマークが、品質基準を満たし、手作業で絵付けされたというKPM製品の印となります。

代表的なKPM製品の種類

KPMの製品は15万以上もの型があり、もちろん現在もそのレパートリーは増え続けています。

● 陶板画
KPMベルリンの代表ともいえる陶板画。
肖像画として有名になった為、人物を描いたものが多く出回っていますが、肖像画以外にも、聖母マリアや天使などの宗教画や、草花など自然を描いた物もあります。

　
● 食器一式
カップ&ソーサー/ティーセット/プレートなど
ロカイエ(Rocaille)、ノイツィラート(Neuzierat)、ノイオジール(Neuosier)、クアランド(Kurland)、セレス(Ceres)、ウルビノ(Urbino)、アルカディア(Arkadia)、ウラーニア(Urania)、ベルリン(Berlin)など、様々なシリーズが存在します。

● 花瓶
KPMの花瓶は多くの芸術家によってデザインされてきました。
中にはニューヨーク現代美術館に常設展示されている陶芸家マルグリート・フリードレンダーによる花瓶もあります。

● フィギュア
KPMのフィギュアシリーズには、カワセミ、犬、猫、ウサギ、インコ、馬など様々な動物が登場します。
他にも、貴婦人や少年、少女、姫など人物のフィギュアも数多く作られています。